例のフライヤー
苦情が多発している。

例のフライヤーのことだが・・・

当店で什器を買いそろえてくれた店舗さんや知り合いの
お店などに置かせて頂いている。

兼ねてからお付き合いのある店舗事業者の皆さまから
お客が什器として使っている家具や雑貨に興味を持たれ
何処で購入できるのか尋ねられる際、いちいち地図を描いたり
店を説明するのが面倒だとの苦情。
地図の記載されたフライヤー、ショップカードを作ってくれと
ここ数年散々言われ続けてきた。

そして、作られた例のフライヤー。

苦情が多発している。

住所も記載されてなければ、電話番号すらない。
地図って言っても日本地図?

以前も触れたことがあったが僕は紙が好きでかつては
かなり精力的に映画のチラシなどを収集していた。

であるからどうしてもフライヤー(チラシ)制作は力が入ってしまう。
デザイン性を重視する上でチラシとしての機能性を忘れてしまう。
というより、どうでもよくなってしまう。

10年前、当店A.T.P.のフライヤーの第一弾が世に配布された。
それがこれである。
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今では古物百貨店などと謳っているがこのフライヤーでは
ポルノショップとなっている。
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裏面は三文ポルノ広告をパロッたものでイカガワシサで言えば
現在の比ではない。

第2弾は「全国温泉巡り」と題された温泉地のコラージュ作品で
ここでは「歩瑠野ショップ」と謳われている。
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裏面には地方温泉地にて現実逃避をしているオーナーから
スタッフに送る手紙という支離滅裂な内容。

第3弾はだいぶ健全な内容になり、家具の姿も見られる。
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昭和中期の人工着色による観光カラーポストカードをコラージュし
桃源郷的風景を描いていて、空には道祖神の姿があり、
「on the road!」と題されている。

そして、5年の沈黙を破って登場した第4弾。
構想はだいぶ前から僕の頭の中にはあった。
ただ、現実的にそのイメージを形にするのはかなり難しいことで
半分あきらめていた。技術的にも確立的にも・・・
先ず、僕に必要な物は16世紀の日本列島が書かれた航海地図。
原版画はほぼ無理だし、レプリカもあまり出回ってはいない。
がしかし、運の強い僕は2年前のある日、それを手に入れる。
が、まだまだ必要な古い文献があった。
が奇跡的にそれらも僕の手に渡ってきてようやく着工。
が、思い描いていた版画の質感に近いわら半紙印刷を行ってくれる
印刷屋などなく、諦めていたところ可能な印刷屋をみつける。今年2月のこと
である。

そして、出来上がった第4弾A.T.P.フライヤー。
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苦情が多発している。

でもいいんです。僕は
広告とか、宣伝とか
劣位半球が敏感な超感覚的アンテナを持ってさえすれば
当店に辿り着いてくれると信じているのです。

当店にはいろいろな珍看板や珍広告なども商材として扱っている。
パソコンやインターネットなどが無い時代、広告や看板など
は物理的に面白かった。
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おそらく風見スタンドという飲み屋に4つの造り酒屋が共同で出資し作った
看板であろうがかなりの出来。ケヤキの一枚板の木彫で現在こんなもん
作らせたらかなりの金額になるんじゃないか?
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これもかなり珍品でアメリカか日本の米軍基地かにあったカルチャーセンター
、または教会?の看板。
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ご存じウールマーク。これまた出来がいい。
木製の箱型の台座の金属加工のウールマーク。
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静岡県茶商工業協会組合が1960年度のカレンダーとして制作された
広告カレンダー。ヤバすぎる。50’sファッションの金髪女性の手にはモダンな
朱色の湯のみが・・・合成ではなく、この為にこの外人女性をモデルに招き撮影を
した模様。サイコ。
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魚印高級ゼンマイのパッケージ。魚とゼンマイの関係は??そもそも
そんなに世の中でレギュラーな商材であったのかゼンマイが・・・
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王様クレヨン。キュート
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by interestingman | 2011-07-31 20:59
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