「ほっ」と。キャンペーン

<   2014年 12月 ( 1 )   > この月の画像一覧
「atelir ThuMe」とか色々
またまた、久しぶりのブログとなりました。

一応店の公式H.P.にもリンクを貼っている以上、皆さまの
お耳にご提供しなければいけない情報を書き記す責務を担っている
ワケでございますが。。。
「気の利いた文章」が書ける自信がなかったのです。

「なにワケ分からない事をいってるんだ、タコ助!、やる事やってんだから
その事を素直に情報として書きゃいいんだよ!このカマキリの鼻くそ野郎!」

と、おそらく、スタッフには300回くらいは吐きたいセリフを飲みこませた
でしょうが、元詩人の僕にとっては文を書く以上、他人がどう思おうと僕なり
の基準で「気が利いてる」か「利いてない」かは大きな問題であるのです。
そして、そもそもカマキリには嗅覚に相当する感覚こそありますが残念ながら
「鼻」という器官は備わっておらず、すなわち「鼻くそ」と呼ばれるような
排泄物は発生しないのです。

しかしながらそうも言っては居られない状況でありまして、とうとうこの
僕も40歳という大台にのりました。すみません。

のうのうと生きております。

えーと。。。

いろいろ殺っておりました。

先日、僕の誕生日12月2日に橋本にてネイルサロン「atelier TsuMe」が
グラウンドオープンした。
同じ橋本にある美容室「カナトハ」の姉妹店としてオーナーの後藤氏が奥さんの
チーちゃんをフロントマンに開業したネイルサロン。

「カナトハ」の後藤氏とはずいぶんと長い付き合いで「カナトハ」開業の時に
店の什器を当店で揃えてくれた以来7,8年くらいになるかしら?
何かあると店にやってきてアレやコレやとこんな僕を頼ってくれて、
微力ながらこれまでいろいろと手伝わせて頂いた。

「事務所を借りたんで作ってください。」

「オッケー!」

「待合室とカットスペースの間に透け感のあるしきりを設けたいのですが。。。」
 
「おっけー!」

「ファサードにもっとグリーンを増やしてメダカ飼うのにイイ感じの器と店内があまり
見えないように一工夫してほしんですけど。。。」

「おけ!」

後藤氏は「カナトハ」自体を僕に作ってもらいたかったらしく、その後悔の気持ちを
埋めるかのように色々な仕事を挑戦状のように定期的に僕に頼んできていた。

「いやー、だって、あの頃はオレ自体ソーユー動きをしてなかったし、頼まれても
対応できなかったよ。」

「でも、その後にはエージさん、いろいろと美容室とか作ったりしてたじゃないですか!」

「それは仕方がないよ。頼まれたら断れないし、どんどんオレも手探りで仕事覚えていって
スケールも大きくなっていったけど、あの頃は何も。。。」

なんだか自分がとてつもなく軽薄な人間みたいで心が苦しかった。

「エージさんにいつか店を作ってもらいたい!」

ありがたくも、2,3年前から後藤氏はそんな事を言いながら、僕のところ来ては先の
挑戦状のような依頼をしてくれていた。
これまでに2回、事業拡大のプランと店舗物件の相談を受けたが、2回とも僕は首を
タテにふらなかった。

そして、今年の8月の末頃か?ある日後藤氏は僕に電話をかけてきた。

「エージさん、ちょっとお時間いいですか?」

「ど、どしたの?」

「いい物件が見つかりまして。。。」

「オッケー。」

数日後、早速橋本の物件を見に行った。
線路脇の道路に面したワリと新しいビルの2階でそもそもは事務所使用の物件であった。
室内には入ることができなかったが、ガラス張りであるから外からでも大体の様子が窺えた。
50坪はあるだろうか?広く、のっぺりとした空間である。
その後、サイゼリアに行ってプランを聞いた。

てっきり、美容室かと思えばネイルサロンとの事。
今まではカナトハ内で奥さんのチーちゃんとアシスタントのモロが行っていたサービスを
独立したかたちで店舗を構え営業したいという。
二人とは何度かイベント、催事による出張店舗のデコレーションを僕が手伝ったことがあり、
その打ち合わせなどで話したことがある。

奥さんのチーちゃんは身体は小さく、対人関係に置いても謙虚な感じだが、
独特のブレのないセンスがあり、外見の華やかで清楚なイメージからは
想像できないくらいハードでラフな質感を好むところがあった。
アシスタントのモロはヨーロッパの人形みたいな容姿をしていて、可愛らしいがどことなく
アンニュイな感じ「ゼンマイ仕掛けかな?」と僕は何気なく彼女の背中や肩などを観察したが
服の下にゼンマイが取り付いているような膨らみはなく、あるいは電池式かもしれない。。。

終始、後藤氏が話をしていた感じだが、定期的に僕はチーちゃんに質問をして彼女の考えを
聞いた。ネイルサロンの需要性や橋本という町におけるネイルサロンの立ち位置、独立する
意義であったり、経済的なアレコレ。。。
一応、僕はネイルサロンを開業する事に関しては、首をタテにふった。

「えっ、いいんですか?」

「何が?」

「いや、ネイルサロンをやって。。。」

「えっ、だってやりたいんでしょ?」

「まー、はい、でもやめた方がいいとか言わないんですか?」

「やることに関してはいいと思う。でも今回の物件は「ノー」だね。」

喜んでいるのだか、残念がっているのだかはっきりしない面持ちで後藤氏は
「分かりました。」とそれでも満足気に言った。

その数日後、「いい物件が見つかった!」と一報。見に行った。

「うん。いいじゃん!」

「いいですよね?」

「うん。ここなら、いいんじゃない。」

そして、その物件を基に具体的な営業体制と内装の打ち合わせをすることとなった。
正直、僕はネイルサロンの業態なんて全く知らないし、その内容すらも知らない。
手に届く範囲で婦人雑誌をパラパラめくるとなるほどそういったシーンはあるようで
ウェブで検索。はい、はい、はい、なるほど、なるほど、。。。。

「店の名前は?」

「アルファベットで「ThuMe」でいこうかと。。。」

「いいね。肩書きは?」

「無しで。。。」

「いや、アート色を持たせたい。「アトリエ」でいこう」

今まで何度も仕事を依頼してくれてその度に空間やモノに関してのイメージの
コミュニケーショをこなしてきただけはあり、話が早い。
「ファッションブランド、Benettonの80年代のプレスイメージ」
「欧米の人間が抱くシノワズリというズレた感覚」
「彩度が低めで簡素化されたテキスタイルデザイン」などなど・・・
いくつかのイメージが内装、ブランディングのイメージに挙げられはじまった店舗制作。

「別に店がうまくいかなくてもいいんです。エージさんとこうやって店舗制作ができる
だけで。。。。」

「いや、よくないでしょ!」

施行1日目には後藤氏、チーちゃん、モロ、カナトハスタッフのミサキとヨーヘイという
フルメンバーがスタンバリ、僕とナビ(店舗制作における僕のパートナー)を迎えてくれた。
d0177471_17314590.jpg

ファサードは角パイプ鋼材のフレームにガラス、上部の窓にはアンティーク感のあるガラス
を使用、扉はオランダの古い扉をスモーキーなピンクに塗装、看板もシンプルなロゴを
透明のアクリルにカッティングシートで載せ、そのアクリル板を立ち上げるようにして
白い板をベースに壁面設置。光を当てると文字の向こうの白い板に影ができる仕掛け。
d0177471_17463549.jpg

レセプション、出来るだけシンプルに。。。
d0177471_17485273.jpg

待合スペース、どんなソファ?、椅子?テーブルをセレクトしようかとここはかなり悩んだ。
シンプルでスタイリッシュな皮とステンレスの椅子にガラステーブル?いやっ猫脚のロココ
スタイルだけど装飾の少ない椅子やテーブル?アレコレ考えて、ようやくセレクトしたのが
信楽焼の庭テーブル椅子セット。めんどーなデザイン性を持たないシンプルなフォルムに
深い青がブルーグレーの床と調和し独特の上品さ醸し出している「欧米人が持つシノワズリ」
的な感覚、僕は後藤氏やチーちゃんに1ダースくらいの説得文句を用意したが、意外にも
二人は気に入ってくれて彼らの理解に深く感謝した。
d0177471_1883489.jpg

この空間を間を仕切り、この空間のベースとなるイメージを生んでいる二枚の大きな鉄の
パーテーションパネル。制作されたのは70、80年代くらいだろうか?シンプルだが
躍動感のある幾何学デザインがなんとも良い。
施術用のワークデスクはオーダー制作。
d0177471_18325185.jpg
d0177471_18331463.jpg

壁に荷物を掛ける為のフックを所望され、このマネキンの手を持って行って見せた時は
さすがに後藤氏もチーちゃんも絶句していた。3ダースくらいは説得文句を用意していたが
ワリとすんなりアキラメテくれた。彼らの理解に深い感謝。このキッチュ感がたまらない
のです。

その他もっと、もっと見せたいところはありますが、実際行って見てください。

何といっても今回夏休みを返上してまで店舗制作に励んでくれたカナトハスタッフ一同
深い絆を見せてもらいました。後藤氏、チーちゃん、ミサキ、ヨーヘイ、モロ
お疲れ様でした。

その他、「atelier ThuMe」の前に7月中は中央林間ソーシャル・ネットワーク・ギャラリ
ー「manoma」制作、10月には横浜神奈川区片倉のフラダンスのレッスンができ、
カントリーミュージックのライブが楽しめるダイニングレストラン「Cowboy&Hul
agirl」制作。11月にはGo Green market,東京蚤の市の出店をしま
した。

ちゃんと働いてます。僕
[PR]
by interestingman | 2014-12-06 19:24



覚書き
by interestingman
カテゴリ
以前の記事
2016年 02月
2015年 08月
2014年 12月
2014年 06月
2014年 03月
2013年 12月
2013年 10月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧